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福岡県筑紫郡那珂川町

[ Nakagawa Life Fant!] 五反田ハイツ 入居者インタビュー


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博多南ナチュラルビアガーデン代表 坂口祐也さん・(株)ホーホゥ取締役 坂口麻衣子さん

五反田ハイツのビルブランディング紹介ページはこちら「那珂川町のリノベ&メディアプロジェクト Nakagawa Life Fant!

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市制施行に向けてますます盛り上がる那珂川町。
ここに至るまで、ムーブメントの一役を担う活動を続け、町内外から頼られ慕われている方々がいます。五反田ハイツを拠点にした「Nakagawa Life Fanter!」でもある坂口ご夫妻です。
本インタビューでは、おふたりでどのように那珂川町に関わってこられたのか、お話をうかがいました。

 

那珂川町とのかかわりのはじまりは

2015年から2017年までの3年間、妻の麻衣子さんは、「こととば那珂川」のメンバーとして、町内外でのイベントやさまざまなプログラムを企画運営し、まちを耕してきました。その間の2016年~2017年の夏に博多南駅前ビルの屋上でビアガーデンを開催し、博多南駅の活気を作ったのが、夫の祐也さん。
この3年を経た2018年は、おふたりにとってひとつの転機となりました。祐也さんはビアガーデンを事業化し、麻衣子さんは株式会社ホーホゥを木藤亮太さん、森重裕喬さんと共に立ち上げ、こととば那珂川は相談役となり、博多南駅前ビル(通称ナカイチ)でカフェの経営をスタート。
ここからは、エピソード満載の祐也さん麻衣子さんのことをそれぞれご紹介します。


輪を広げる祐也さん

祐也さんの魅力は何と言っても、出会った瞬間から肩を組み、一緒に進んでくれる持ち前の気風のよさ。
2018年夏に事業化した「博多南自然麦酒庭園(通称ナチュラルビアガーデン)」は、祐也さんが生産者から直接仕入れた那珂川町のお野菜やお肉、卵、豆腐、調味料などが食べられることから「生産者の顔が見えるビアガーデン」として愛されています。また那珂川町内だけでなく、冬には糸島の漁師さんから新鮮な牡蠣を仕入れ、屋上で焼いて食べることができる牡蠣小屋を予定しています。

ビアガーデンを開催する以前は

飲食店に勤めながら一次産業にも関心があった祐也さん。退職後にまずは、わかめ漁師のもとへお手伝いに行き、そこで「生産者の大変さが身に沁みてわかった」と言います。その後、麻衣子さんが企画する「まちづくり夜会」に参加したことで、さらに那珂川町の生産者とも出会いが生まれ、祐也さんの関心は深まっていきました。
そんな時、こととば那珂川で博多南駅4Fの屋上スペースを利活用したいという相談があり、祐也さんが生産者から直接仕入れた食材が食べられるというビアガーデンの構想がはじまりました。
祐也さんの熱意とそれをアシストする麻衣子さん。このおふたりだからこそ出来上がっていったビアガーデンの形なのですね。

 

日々自然と向き合いながら

より美味しいものをより多くの人へと想いお努めされている生産者の多くは、普段表に出ることが少ないそうです。しかし祐也さんは「みんなが主役」と語り、生産者に対する裏表のないリスペクトと丁寧に作られたものをたくさんの人に食べてもらいたいという姿勢を貫き、ひとりずつ信頼が寄せられていったようです。
2016年の初回開催時は3件の協力でしたが、3年目には13件に増え、たくさんの方が食材を卸してくれるようになりました。(「広報なかがわ」の「那珂川産を担う」特集に生産者とナチュラルビアガーデンが紹介されました)

「ソフトボールもあるけんさ」

那珂川町のチームに生産者の方々と一緒に参加し、プレーすることの魅力を語ってくれた祐也さん。ナチュラルビアガーデンの開催される夏場の仕入れは毎日で、暑い中、生産者の畑や作業場を1件ずつ巡るだけでも大変な苦労ではと思いますが、仕事以外の楽しみも共にすることで友情のような信頼が生まれているようです。
今ではみんな自分の店のようにナチュラルビアガーデンを宣伝してくれるようになったとか。この夏、週末は予約が必要なほどの賑わいを見せているそうです。
このフットワークの軽さで、生産者同士のつながりやお客さんと生産者のつながりも自然に生まれ、気がついたらみんなが輪になっていた!というような祐也さんの人柄にたくさんの人やものが集まっているように見えました。

とまり木の麻衣子さん

祐也さんと二人三脚で歩く麻衣子さんは、これまでの経験を活かしつつ、みんなの気持ちを汲み上げて形にしてくれるしなやかなバランス感覚の持ち主です。
以前は、福岡市のアイランドシティでまちづくりに携わっていた麻衣子さん。個人でのイベントや企画制作も続けながら、こととば那珂川の業務委託を経て、2018年から株式会社ホーホゥ取締役としての活動をはじめました。
「ホーホゥ」には、方法を考える、課題解決をする(知恵や知識の象徴であるフクロウのホーホーというなき声から)、鍬(hoe)で耕し種をまき育てる、という3つの意味が込められています。那珂川町を元気にする活動や那珂川町発のまちづくりノウハウをかたちにしていきたいという想いがあるそうです。

おかみさんのような まなざしで

ナカイチ2Fに「cafe Ruruq(カフェ るるん)」をオープンさせた麻衣子さん。
同フロアには、キッズコーナーや保育園、コミュニティキッチンや大きなテラスなどもあり、cafe Ruruq のまわりには、親子やお年寄り、お友達同士など多様な方々が憩っています。訪れる人を受け入れるとまり木のような場所。その印象は、麻衣子さんの人柄そのもののようでした。
さらに町からの委託を受け、ナカイチ1Fのこととば那珂川の相談役と3Fのワークスペース「博多南しごと荘」の食堂おかみとして関わりつつ、「なかがわよかこと発見隊」のバックオフィスマネージャーを務めるなど、暮らし方や働き方のコーディネーターとして那珂川町のさまざまな活動を見守るみんなのおかみさんのような存在です。

楽しさ届ける「坂口MARCHA」

おふたりが拠点とする五反田ハイツ206号室は、いまでも少しづつリノベーションが続いています。これからつくる黄色い壁の絵本部屋や異国風のトイレ、おふたりの楽しいがつまった場所になっています。この場所で立ち上げたのが、楽しさ届ける「坂口MARCHA(マルシャ)」。これはマーチの語源だそうで、おふたりの「それおもしろいね!」を形にするために生まれました。
現在は、これまでのネットワークを活かした那珂川町体験ツアーやこどものための学びの場、おくりものの商品開発など、多岐にわたる事業を妄想しているそうで、大きく手を振っておふたりがマーチしていく姿が目に浮かびます。そしてこのマーチには、気がつけば多くの人が一緒に歩んでいることと思います。
最近では、坂口MARCHAのロゴも完成したそうで、五反田ハイツもさらにクリエイティブな拠点になっていきそうな予感です。これからも那珂川町の魅力を Fant!していくおふたりの活躍に期待大ですね。

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人やまちに対する愛情の深さ。それを受け取った人たちが信頼を寄せ、おふたりは那珂川町のまちづくりには欠かせない存在となっているように見えました。
ここにはエネルギッシュな風も吹きつつ、おふたりらしいやり方で場づくり・つながりづくりを実現されていることが見えたインタビューでした。

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